ワイズトラックブログ
アドブルーがなくなるとどうなる??
比較的年式の新しいトラックの場合、環境保護のためにアドブルーを使用して排ガス中の窒素酸化物を分解しています。
しかし、このアドブルーは給油のたびに入れるほど消費が多いわけではなくアドブルーの補給のタイミングを逃すと給油しなくてアドブルーの補給のためにスタンドによらないといけないという事態になります。
アドブルーがなくなるとトラックはどうなるのでしょうか?
一度エンジンを切るとアドブルーを補給するまで再始動しなくなるというのが一般的な答えです。
ということは万が一エンストやトイレでエンジンを止めてしまうとそこからエンジンが始動しなくなるということになってしまいます。
では、アドブルーではなく水ではダメなのか?
ということですが、ダメです。
アドブルーは何の不純物も含まれていない純水と尿素水で作られていますが、一般の水は(水道水やミネラルウォーター)はカルシウム分をはじめ様々なミネラルを含有しています。
その、ミネラル分が触媒に付着し固着していってしまうことになります。
もし、触媒の交換などになるとかなり高い修理になるので注意が必要です。
万が一の場合に備えて、5L程度の予備を社内に常備しておくという方法が一番良いのではないでしょうか?
基本的には使わないけれども、万が一の場合には使用するというような位置づけですね。
さすがに20Lタンクでは場所も取り、何よりも重いですが5L程度であれば場所も取らず、キャビンからの出し入れもしやすいです。
一度、緊急時用の予備を考えてみてはいかがでしょうか?
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