ワイズトラックブログ

2017.10.20

トラックのエンジンの小型化

最近はエコと言う言葉が、何においても使われるように環境問題への取り組みは商品開発において非常に重要な要素になっています。

トラックのエンジンにおいてはどのようなエコの波があるのでしょうか?

昔の大型トラックのエンジンの排気量を聞いたことがあるでしょうか?
なんと、22000CC=22Lから30000CC=30Lがメインだったようです。

今のエンジンから考えると想像もつかない大きさです。

エコ対策進んでいる昨今、いすゞは大型車用に6NX1-TCSという型式のエンジンを発売しました。

なんと、排気量は7700CC=7.7Lという小排気量です。

小型でも、重量級の20トン超車両をストレスなく動かせるように、エンジンの過給器にツインターボを採用しています。

しかも、2つのターボは、エコ運転にさらなる貢献をします。
なんと、エンジン回転数や車速などのデータをもとに、2つのターボを同時に動かしてツインターボで稼働したり、省エネ時にはターボは1つだけ稼働し通常のシングルターボになったりと、車両状況に応じて自動でターボの切り替えを行います。

賢いエンジンです。また、エンジンをコントロールするためのコンピューターの技術の進歩が素晴らしいというのが要因でしょうか。
ドライバーをサポートする安全機能などは昨今の素晴らしいコンピューター技術なしには成り立ちませんね。IT技術に環境問題も支えられているのですね。

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