ワイズトラックブログ

2018.02.20

トラックの屋根についている風防・導風板

トラックのキャビンの屋根についている三角形のパーツを風防や導風板などと呼びます。

風防・導風板はどのような役目をするのでしょうか?

空気抵抗を軽減する役目を担っています。

レーシングカーなどやスポーツカーなどは前側が薄く、後ろ側にかけて厚みを帯びていくような形状になっていることが多いかと思います。
いわゆる流線形と言われる形です。

この流線型の形をすると、空気を切り裂くように走ることができるため空気抵抗を少なくする効果があります。

この導風板も、空気抵抗の大きなトラックの走行において、少しでも空気抵抗を減らす役目をしています。
トラックの荷台の箱が受ける空気抵抗を減らし燃費改善や直進安定性の向上に役立っているとされています。

この風防・導風板は別名エアデフレクターなどの呼び方もあります。

近年では、風切り音を抑えるような形状に改良されたり、風防の角度を変えることのできる可変式のものなど様々な種類が出回っています。

風防・導風板の素材は?

FRPなどの軽くて丈夫な素材で作られていることが多いです。

FRPは軽くて丈夫なため耐久性にも優れ、エアデフレクターの素材として多用されるようになっています。

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