ワイズトラックブログ

2017.06.13

トラックドライバーの腰痛防止

トラックのドライバーは仕事によっては荷物の手積み・手卸しがあるなど腰に負担を掛ける仕事がある場合もあります。また、長時間同じ運転姿勢を続けることも腰には良くありません。

今回は腰痛の注意点と防止策についてです。

まず、腰痛は約40%の方が30・40歳代に腰痛を発症しているそうです。
また、ドライバー歴5年以上の方の60%が腰痛を発症しています。

腰は体の要と言いますが、腰痛が起きると気分も憂鬱になり運転や作業にも集中力を欠いてしまいます。

腰痛にならないようにするにはどのようなことに気を付ければよいのでしょうか?

・ストレッチを小まめに行う。
筋肉の伸縮を行うことで、負担の掛かった筋肉をリラックスさせるとともに気分のリフレッシュにもつながります。

・重いものはなるべく台車や荷役機械を使い長時間保持しない。
重いものを長時間保持することは腰への負担を増大させます。腰痛リスクを考えて、多少手間でもしっかりと荷役機械や台車を使って効率的に荷物の移動をしましょう。

・運転席の角度は95度。
直角から少しだけ後方にシートを倒した95度が一般的には最適なシート角度と言われています。適切に背中に体重を預けることで運転中の腰への衝撃を和らげることができます。

腰痛はいったん発症して重症化すると、約30%の方が1か月以上の休業を余儀なくされるというデータもあります。

大事な腰ですので、日々の腰への気遣いで腰痛を防止しましょう。

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