一番危険な雪道は凍結路？？

ワイズトラックブログ

2019.02.15

雪道と聞くと、滑る、危ないなどのイメージが強いですが、凍結路が一番滑るという

のは本当でしょうか？

トラックなどは車重があるので、積雪路では乗用車に比べて滑りにくくなっていま

すが、やはり凍結路の運転となると積雪路以上に気を使うことになります。

では、凍結路は例外なく積雪路よりも滑るのでしょうか？

冷凍庫から出しだばかりの氷は温度がマイナスになっており、手で触ると手にくっ

ついてしまい、表面が少し溶けてくるまで離れなくなることがあります。

カチンカチンに冷凍庫で凍った氷はさほど滑りません。

逆に表面が水になりかけた氷は、良く滑ります。

そして、中学生あたりに理科で習った気がしますが、その時の氷の温度は０度です。

手で触ってもにくっつかず、テーブルの上に落とした時もよく滑っていきます。

ということで、昼間のうちに溶けた氷が夕方になって、凍り始めたときや、午前中

太陽が出はじめて氷の表面が解け始めたときというのが一番滑ります。

気温でいうと、̠マイナス2度からプラス3度あたりの気温が一番危険なようです。

近年の性能のいいスタッドレスタイヤは、滑る原因となっている氷表面の水分を吸着

してしまうという機能を備えたものも多くなっています。

とは言え、やはりアイスバーンはよく滑りますので、本当に慎重な運転が求められ

ますね。

夕方の路面が凍り始める時間帯に走るなら、少し時間を遅らせて路面がしっかりと凍

ってから走った方が走りやすいかもしれませんね。

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