ワイズトラックブログ

2020.06.12

梅雨と豪雨と私のトラック

いよいよ梅雨入り宣言がされました。

 

ジメジメして嫌な時期ですね。

本日は部屋とワイシャツと私ならず、梅雨と豪雨と私のトラックということで、梅雨時期に気を付けたい情報をまとめてみます。

最近では毎年のように洪水が起き、毎年被害を出す大雨や台風ですが今年はしとしと降るはずの梅雨でさえ6/11のように豪雨でした。

 

そうなると、気を付けなければならないのが道路の冠水です。

 

 

【ケース1 空気の取り込み口から浸水】

空気の取り込み口に水が掛かると水を吸い込んでしまい、吸い込まれた水は、本来空気が通るべきところを通ってエンジン内に侵入します。

そして、燃料と混じり合うことになってしまいます。

 

こうなるとエンジンは完全に止まってしまいます。

エンジンは水や泥に侵され修理するには多額の費用が掛かる状態になります。

冠水路に入ってしまった場合、空気の取り込み口が高い位置であればこのような被害は軽く済みますが、低い位置にある場合にはより水を吸い込みやすく被害は大きくなります。

 

空気の取り込み口の高さも一つのポイントですね。

 

【ケース2 電装系がショート】

水が電気系統に侵入し電気系統がショートしてしまう場合です。

正常通り動いているように見えても、実はショートしているという場合もあり、最悪の場合火災に至ることもあるため注意が必要です。

冠水したかもしれない場合には、バッテリーの端子を外してショートしないようにしておくことが重要ですね。

【その他】

トラックの場合、ブレーキドラムに水が入ることで錆びや固着の原因になったり、チャンバー内に水が入りスプリングの固着が起きるなど様々なリスクが考えられます。

 

重要なのは、冠水が疑われる場合には、止まってそれ以上進まない。

先行車との距離を十分に取り、安全を確保するなどの行動が大事になりますね。

 

近年、毎年のように豪雨被害があるので気を付けていきたいものです。

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