ワイズトラックブログ

2020.06.13

物流変革

過去、物流業界におきた大きな変革というのはいくつもありますがなかでも大きな変革といえばこういったものがあげられます。

 

〇パレット

 

〇海上コンテナ輸送

 

(パレット)

今では当たり前に使っているパレットですが、パレットが発明されたのは約100年前だそうです。

そして、荷役効率をアップさせるために、現在のようにフォークリフトと一緒に使われるようになってから約80年だそうです。

 

それ以前は、すべての貨物がバラ積みだったと考えると、その荷役の労力たるや想像を絶します。

 

このパレット歴史で面白いのが、パレットよりも先にフォークリフトが発明されていたことです。

 

現代人の我々からしたら、パレットがなくフォークリフトだけあってもほとんどできることがないように感じでしまいます。

 

てっきり、パレットの利用のためにフォークリフトが作られたと思っていました。

 

 

(海上コンテナ輸送)

もともとは、海上輸送の貨物はバラで船腹へと運び込まれていました。

そのため、荷役にも非常に人手と時間が掛かっていました。

そのため、港湾荷役の業者は人手を集めることを生業としていたそうです。

 

しかし、荷役に時間が掛かると他の船舶の入港もスムーズに行えないことからいかに早く荷役をするかということで発明されたのがコンテナです。

また、輸送中の盗難や破損を防ぐというのもコンテナ発明の大きな目的でした。

コンテナは発明されてから約65年が経ちます。

この海上コンテナのすごいところは、全世界ISOの統一基準で20フィート.40フィート.40フィート背高コンテナの外寸が全く一緒で、同一の構造をしているということです。

 

コンテナがいろいろなサイズや形をしていたら、まるでテトリスの様な積み方をしなければならないでしょう。

 

サイズが一緒なので、積み重ねたり運ぶためのトラックやクレーンのアタッチメントの規格が同じくなり非常に効率的に運ぶことができるようになりました。

ガントリークレーンの荷役スピードはというとコンテナ一つを移動するのに約90秒だということです。

 

コンテナを100本扱ってもなんと、2時間半しかかかりません。

 

コンテナ発明以前の場合、きっと何十人もの人手を使って丸々一日かかったのではないでしょうか?

 

コンテナが発明されて、荷役コストは40分の1にまで圧縮されたそうです。

 

さて、次なる物流の発明は一体どのようなものなのでしょうか?

 

個人的に想像する未来ですが、小さなストラドルキャリアが荷物を自分でつかんで、トラックに積み込んだり工場内を輸送したり、拠点から各お宅へお届けしたりするのはどうだろうかと思っています。

超大手の物流倉庫ではすでにありそうな気もしますが・・・・

いかがでしょうか?

 

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