ワイズトラックブログ
「速度抑制装置付」のステッカーの意味
トラックの後方を走っていると、荷台の後方に「速度要請装置付」とう黄色のステッカーを目にしたことがあるかと思います。
このステッカーは、どのような意味合いがあるのでしょうか?
また、トラックならば全台貼らないといけないのでしょうか?
このステッカーはスピードリミッターが取り付けられており、「最高速は90KMしか出ません」ということを意味しています。
高速道路の最高速は一般に100KMですので、このステッカーの貼ってあるトラックは制限速度以下でしか走れません。
そのことを後方車両に伝え、安全な追い越しをしてもらったり、また追い越し中も速度は90KMしか出ず追い越し速度が上がらないため、後方車両の理解が得られるようにステッカーが貼られています。
このステッカーの貼付は法律で決められています。
〇車両総重量8トン以上、または最大積載量5トン以上の車両
いわゆる大型車両が対象です。
〇キャビン内のトラックドライバーから見やす位置に一枚、車両の後面に一枚張ることが定められています。
そのため、社内の車速計の脇などに一枚、荷台の観音扉やあおりにもう一枚張られていることが多いと思います。
ちなみに、大型車両なのに速度抑制装置を取り付けしていない場合、道路交通法の不正改造にあたり6か月以下の懲役または30万以下の罰金となります。
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