ワイズトラックブログ
お酒用タンクローリーは危険物!?
時々道路を走るトラックの後ろに「危」の標識を貼った車両を見ることがあると思います。
いわゆる「危険物」マークです。
消防法により、事故の際に被害が重大化する可能性のある貨物を輸送する際にはその取扱い方法や積載容量・重量が決められています。
危険物の代表格といえば、ガソリンなどを積載したタンクローリーなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
しかし、危険物はガソリンなどの燃料ばかりではなく、我々が日常に飲用するアルコール=お酒も含まれます。
もちろんすべてのアルコールが危険物になるわけではありませんが、以前このような事故がありました。
ロシアで有名な度数の強いお酒のウォッカですが、そのアルコール度数は強いものでは60度を超えます。
ウォッカを飲みながら煙草を吸おうとして、着火したライターの火が飲んでいたウォッカに引火し火事になった!
という事故があったそうです。
強いお酒は良く燃えます。燃料と言っても過言ではありませんね。
ということで、概ね60度を超えるアルコールを輸送する場合には危険物に該当します。
※正確には、アルコール度数ではなく引火点で定められています。
とはいえ、ボトル一本を輸送するから危険物というわけではなく400リッター以上輸送する場合には消防法の指定する危険物に該当します。
すなわち、スピリタスなどの超高濃度酒を運ぶ際には危険物の取扱をしないといけないということになります。
確かに、飲んでも危険ですが運ぶのも危険ですね。
やはり、お酒は適量を! ですね。
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