ワイズトラックブログ
なぜフォグランプには黄色が多いのか?
以前はフォグランプというと黄色がかった色のものが多かったように思います。
なぜ、フォグランプは黄色だったのでしょうか?
最近はトラックでもHIDやLEDのヘッドライトに色味を合わせて白色のフォグライトが増えてはいますが・・・・
もともとフォグランプとは、霧の中を走行するためのライトです。
霧の中で、ライトをハイビームで使うなどすると、空気中の水滴に反射して逆に前が見えにくくなるという現象を引き起こします。
そこで、対向車に自車の存在を知らせるとともに低速走行時に車両の近くを確認するために照らすのがフォグランプの役目です。
そのため、フォグランプの光軸は遠くではなく近くを照らすように設定される場合が多いです。
さて、なぜフォグランプには黄色が多いのかという理由です。
光には波長があり、黄色の波長は長く白は短いという特徴があります。
白い光のヘッドライトの場合、雨の日に路面が黒く映ってしまいあまり明るさを感じることができなかったという経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その理由は、白い光は、波長が短くパワーがあるので、より深くまで水を透過し、アスファルトの黒色まで届いてしまい最終的に白い光は黒に吸収されてしまいます。その為、反射せずドライバーからは暗く見えてしまうのです。
※実はこれが海が青い理由と一緒なのですが、あまり詳しくすると中学生の理科になってしまうのでこの辺で・・・
一方、黄色の光はパワーが弱いため、水を透過することができずに反射します。
その為、反射した光が人の目に届き見やすいということになるそうです。
だから霧の時や雨の時などは黄色の光が手前側を照らすのに優れているということなのですね。
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