ワイズトラックブログ

2019.04.19

エアコンの内気循環と外気導入の使い分け

トラックや乗用車のエアコンの風の取り込み方法には2種類あります。

〇内気循環

〇外気導入

 

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オートで使っていると、すべてコンピューターが判断していくのであまり考えたこと

がないかもしれませんが、それぞれのメリット・デメリットを検証してみましょう

〇内気循環

(メリット)

・燃費向上に貢献する

室内のすでに冷えた空気、または温まった空気を再利用します。

その為、特にA/Cを使って冷房している場合には少ないエネルギーで空気を設定温度

まで冷却できるので燃費の向上に役立ちます。エアコンが効きやすいという事にもつ

ながります。

 

・トンネル内など空気の汚い場所の空気を取り込まなくていい

車内の空気を使用するため、外部の空気のきれいだとかホコリっぽいだとかの状況

に左右されません。

 

 

(デメリット)

・空気が換気されない

空気を循環して使用するため、換気されずに人の呼吸によって排出された二酸化炭素

により車内のCO2の濃度が上がります。

また、呼気に含まれる湿度も車内に滞留するため、冬場では湿気が結露し曇りの原因

になります。

 

〇外気導入

(メリット)

・新鮮な空気が入ってくる

酸素濃度の低下は、頭がぼーっとしてしまう原因になりますが、定期的に新鮮な外気

を取り込むことで酸素濃度を高めることができます。

 

・ガラスが曇りにくい

冬場等、窓の曇りを抑止するためにA/Cを入れがちですが外気導入に切り替えるこ

とで外部の湿度の低い空気を取り入れることで曇りを抑止できます。

A/Cを使用せずとも一定の曇り抑止効果があるので、冬場などは結果的に省エネ⇒燃

費向上に一役買うことになります。

 

(デメリット)

・夏の場合、外部の熱い空気を冷やすのでより多くのエネルギーを消費するため燃費

の悪化を招く。

 

〇まとめ

<夏の利用法>

基本的には内気循環+A/C ONが経済的です。

そしてたまに外気循環に切り替えてフレッシュな空気でリフレッシュしましょう。

<冬の利用法>

内気循環でも構いませんが、曇り防止のために基本的に外気導入+A/C OFFで

使いましょう。

曇りが発生した場合に、A/CをONにするようにしましょう。

 

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