ワイズトラックブログ
カプラーにはなぜ溝があるの??
トレーラヘッドには被牽引車(トレーラー)をけん引するための装置である カプラーが設置されています。
カプラーには溝が掘ってありますが、なぜ溝があるのでしょうか?
実は、カプラーに付着したゴミなどの堆積場所というのが正解です。
カプラーにゴミが付着したままトレーラーを連結した場合、ごみがグリスに付着して結果、カプラーとトレーラの連結部の間で摩擦を生んでしまうことになります。
そこで、グリスが吸着してしまったゴミを溝に落とし込み、余計な摩擦を生まないようにすることでカプラーやトレーラの連結部を保護する役目をしています。
そのため、カプラーのグリスを補給する際には、前面にグリスを塗り広げるだけでなく、溝にたまったカスを掻き出してきれいにしたうえでカプラーにグリスを塗ることが大事です。
それぞれの装置にはいろいろな役目があって、その形状になっているものです。
特にトラックは単なるデザインの目的のみで形状が決められていることよりも、機能美の目的で決められている形状が多いため、その理由を探ると興味深いですね。
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