ワイズトラックブログ

2016.04.13

ガソリン・軽油に掛かる税金について

ちょうど一か月前くらいにはレギュラーが100円を切る店も多くみられたガソリンですが、ガソリンにはいろいろな税金が課されています。
また、灯油や軽油はどうでしょうか?

【ガソリンの小売価格の約60%が税金】

ガソリンには、現在多くの税金が掛けられています。
例えば、ガソリン税、原油関税、石油税、消費税などです。計算してみると1L100円とした場合には1L当たりおおよそ60.66円が税金だということになります。原油から石油になった状態で掛けられる諸々の税金を石油諸税と呼びます。諸税というくらいなので2種類でないことは想像できますが、実は7つもの税金が課税されています。そして、原油や石油製品を輸入した時点で関税、石油税という2つの税金が掛かり、 さらに、ガソリン、軽油などの一般的な製品になると、ガソリンはガソリン税、軽油は軽油取引税が掛けられています。ニュースなどで1バレルあたりのWTI価格が35ドルなどと言われれているなか、どうしてこんなにガソリンが高いものかと思われていたかとも多いかと思います。
原因は税金でした。
ちなみに1バレルとは約158リッターです。
一番最初の仕入れ値はリッターあたり、実に24.5円なのです。

 

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軽油に掛かる税金

【ガソリンよりは少ない】
トラックの燃料である軽油ですが軽油はガソリンよりは税金が安いです。
というのも使用用途も主に業務用であることと、取引量が多いなどの要素もあり、税金は1リッターあたり約37円です。
ガソリンは60円ですから税金だけでも23円違います。
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灯油に掛かる税金

【かかる税金は石油税のみ】
他の2つと比べるとかかっている税金は少なく、石油税と消費税の2つになります。
1L当たり2.54円の石油税がかかっています。
即ち、もともとの原価自体はガソリン、軽油、灯油ともに大きくは変わらないが税金の差が価格の差になっているということです。

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