ワイズトラックブログ

2021.09.23

キャビンとサブバッテリーと私

部屋とワイシャツと私、愛するあなたのため~毎日快適でいたいから~

 

ということで、キャンピングカーなどに多用されるサブバッテリーの仕組みについてお話してみたいと思います。

 

そもそもサブバッテリーとはメインのエンジンを動かすバッテリーとは別に電子機器を動かす専用のバッテリーを指します。

 

通常エンジンを始動するためのメインバッテリーは鉛バッテリーを使用し、バッテリーを使い切るという状況は想定されていません。

そのため、バッテリーがゼロ近くになる過放電状態になると、再度充電できなるケースがあります。

鉛バッテリーは短時間に多くの電力を供給することには向いていますが、バッテリーがなくなるまで長時間使われる使われ方には向いていません。

 

そのため、サブバッテリーはディープサイクルバッテリーといわれる繰り返しの放電に強いバッテリーや携帯などに使われるリチウムイオンバッテリーが使用されます。

価格面で比較すると

鉛バッテリー < ディープサイクルバッテリー < リチウムイオンバッテリー となります。

 

実用での機能性を比較すると

リチウムイオンバッテリー < ディープサイクルバッテリー < 鉛バッテリー となります。

 

ディープサイクルバッテリーとリチウムイオンバッテリーを比較してみます

①充電方法の違い

リチウムイオンバッテリーは充電回復が早い。

ディープサイクルバッテリーはトリクル充電といわれる低圧充電を行うことで充電していきますが、リチウムバッテリーは容量の約80%までを急速充電することができます。残りの20%はトリクル充電になります。

 

②サイズ重さの違い

リチウムイオンバッテリーは小型でスペースも少なくて済み、価格は高いものの重量も軽く実用的です。

 

サブバッテリーを置くことで、トラックのキャビン内でも多くの家電製品を使用することができるようになります。

例えば、アクセサリー電源を入れずにテレビをみたり、車内でFFヒーターを使ったり、ドライヤーを使ったりパソコンを使ったりできます。

電源が充実することで休息や休憩・待機を快適に過ごすことができるのではないでしょうか。

 

また、アイドリングストップができるので環境にも優しい取り組みですね。

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