ワイズトラックブログ
キャリアカーへの車の積み込み
街中で時々見かけるキャリアカーですが、キャリアカーにも様々なタイプがあります。
例えば下の写真の様な単車タイプのキャリアカー。これは5台積みが基本の仕様です。
そして、その荷台はどのようになっているかというと下の写真のようになっています。
一階部分も、タイヤの上に床面があるため、トラックのタイヤが邪魔にならないように設計されています。
荷台の黄色と白の線
荷台に黄色と白の線がありますが、これは一体何のために引かれているのでしょうか?
実は車両を積み込む際に、荷台の中心に乗せやすいようにガイドラインとして引かれています。
もし、ガイドラインがなく右寄りにばっかり車両を積んだ場合、トラックが偏荷重になって横転などの事故につながる可能性があります。
そういった事故を無くすためにもしっかりと積載する車両の中心とキャリアトラックの荷台の中心を合わせられるように線が引かれているのですね。
そして次はセミトレーラーの荷台です。
狭い!
トレーラーのタイヤハウスが荷台に入り込んでいて非常に狭いです。
ここに車両を通していくのかなり大変そうです。
そこで、なんとセミトレのキャリアには油圧ジャッキがついており、油圧ジャッキでトレーラーの後輪を浮かせタイヤハウスを外側へと油圧で移動させます。
移動したあとがこちらです。
タイヤハウスが車体よりも外へと飛び出しているのがわかるでしょうか?
タイヤハウスの移動前が下の写真です。
このように油圧ジャッキで車体を持ち上げてしまうことで、積載車両の乗り込み時にトレーラーが沈むことを抑えたり、タイヤハウスを移動させて車両を乗せやすくしています。
トラックの架装ってすごく面白いですよね。
使いやすいように改造して、最高の一台に仕上げることもできます。
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