ワイズトラックブログ
ショベルのICTとは?
今やIOTやICTだのと、身近なものにもITが導入される時代となりました。
そんな中、ショベルにもICTが導入されています。
ショベルに導入されているITとはいったいどのような働きをするのでしょうか?
基本的な管理項目としては日常点検の項目をデータ化し、予防保全の目的で壊れる前
の交換やメンテナンスをお知らせするというような機能があります。
例えば・・・
〇油温と作業時間の相関関係から適切な交換時期をお知らせ
〇定期点検の際に過去の使用の履歴から、現在の状態を判断できるため正確な状況判
断がしやすい。
などの利用法方法が広く導入されているかと思います。
また、コベルコのサービスですが「ホルナビ」という油圧ショベル向けのハイテクサ
ービスがあります。
なんと、3D設計図面に基づいでショベルが自動で掘削や法面の切り出しを行ってく
れるというハイテクシステムです。
通常、法面の切り出しには熟練のオペの技術が必要でした。
というのも、あの大きなショベルを使って定規で線を引いたように斜めの斜面を削り
出していくのですから、ショベルのバケットをまるで自分の指先のように操る技術が
必要だといいことは想像できますね。
また、切り出しの場合には一度深く切り過ぎてしまうと修正が効かない一発作業だ
そうです。
法面を早くキレイに作れるようになるにはかなりの経験値が必要なようです。
一説によると10年以上の現場経験が必要だとか・・・
その技術をカバーするのが「ホルナビ」です。
設計図面に基づいて、斜面の角度を調整して自動でレバーを制御してくというハイテ
クぶりです。
そして、専門用語で「丁張り」といわれる、図面のみを見ながらの粗削りがオペレ
ーターとしての一番の腕の見せ所だそうですが、ホルナビがGPSと3D設計図面を組み
合わせて掘るべき場所や深さを指示していくので、感覚に頼らない図面通りの「粗削
り」ができるようです。
そうすることで、掘削に関わる時間を短縮したり、技術者の人手不足を補ったりな
どのメリットがでてくるとのことです。
IT化も素晴らしいですが、熟練技術者の無駄のないオペも見ていて気持ちいです
よね。
最新のシステムでは上手にITと人による仕事をミックスしながら安全で効率的な
作業をして頂いているんですね。
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