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ダンプの後輪についているベルトの役目は?Vベルト
走行している大型ダンプの中に、後輪にVベルトをかけて走っているのを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
あの、Vベルトの役目はいったいどのようなものなのでしょうか?
選択肢
①ダンプはぬかるみを走行することもあるので、Vベルトで後輪を4輪駆動のようにしている。
②燃費向上のため
③タイヤに石が挟まらないようにするため
さて、どれでしょうか?
正解は③のタイヤに石が挟まらないようにするためでした。
①大型ダンプの場合、基本的に2デフなので、もともと後輪が2軸とも動きます。
そのため、悪路での走破性は非常に高いです。
②燃費には影響はないかと思われます。
ダンプは未舗装道を走ることも多く、石のゴロゴロした路面を走ることも多いです。そのため、後輪のダブルタイヤの間に石を噛み込んでしまうことが十分に考えられます。
石を噛み込んだまま高速走行をした場合、走行時の遠心力で石が飛んでいった場合には非常に危険です。
そういった危険な石の飛び出しを防止する意味でも、Vベルトをダブルタイヤの間に掛け、噛み込みを防止しているわけです。
そのため、このVベルトの名称は「石噛み防止Vベルト」などと言われます。
正確には、石を咬み込んでしまってもVベルトの働きで石を掻き出すというのが役目ですね。
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