ワイズトラックブログ
ダンプ用の便利装置「スパッツ」とは?
最近はめっきり秋らしくなり、東北では紅葉も見ごろとなっています。
そろそろスパッツの用意も必要かもしれませんね。
冬が段々と近づいていることを感じながら、風邪を引かないようにズボンの下に履くスパッツ・・・のことではありません。
本日のお題は、ダンプの便利装置のスパッツのことです。
スパッツとは、ダンプのタイヤについた泥を自動で落とす装置のことです。
ダンプは、現場内の不整地を走行することも多くどうしてもタイヤが土で汚れてしまいます。
その汚れたタイヤのまま場外の一般道に出ると、泥で道路が汚れてしまうこともあります。
このような事態を防止するためには、タイヤを高圧スチームなどで洗浄する等を行う必要があり、洗浄の人員が必要になってしまいますが、スパッツという装置があれば、無人でも自動でタイヤの土を落とすことができます。
スパッツは一方向に転がるローラーが設置してあり、そのローラーの上をダンプのタイヤで走行しタイヤをローラー上で回転させることで土をそぎ落とすという仕組みです。
イメージ的にはハムスターが走っているローラーのようなイメージでしょうか。
一方、スパッツから脱出するときは?というと、スパッツはダンプが前進時にはローラーが回転するように設計されていますが、バック時にはローラーは回転しない仕組みになっています。
そのため、50センチほど後退し、勢いをつけて前進して脱出する仕組みになっています。
YOUTUBEなどでも、スッパツ・ダンプなどで検索すると動画を見ることができます。
こういった便利装置を発明する人の発想力にあやかりたいものです。
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