ワイズトラックブログ
トラックのインジェクターのメンテナンス
トラックの燃料噴射量を適切にコントロールする役割を持っているインジェクターですが、インジェクターもメンテナンスが必要な部品の一つです。
ディーゼル車の場合、どうしても煤の発生は避けられませんが、その煤によってインジェクターが汚れてしまい本来の性能が発揮できなくなってきます。
そうなると、燃料噴射量がコンピューターの補正値通りにならず燃焼効率が落ちるため以下のような結果を引き起こします。
・煤の発生量が増える
・燃費が落ちる
・エンジンの吹け上りが悪くなる
こういった現象が起きると、煤の発生が増えるとDPFの目詰まりにつながったり、燃料消費量の増加=経費増につながってしまいます。
インジェクターのひどい不良の場合には、目と鼻で感じることができると言われています。
排ガスを顔に浴びた際、正常な状態では目が痛くなるような感じがするかと思われます。
また、ガスの臭いも新車時と比べると、甘いような臭いになると言われます。
※いづれにせよ体感的なものなのでなかなか数値化できませんが・・・
インジェクターの不良を防止するには、定期的にクリーナーを使用することも一つの方法ですね。
ワコーズのディーゼルワンなどの燃料添加系のクリーナを定期的に使用したり、インジェクターの汚れがひどい場合には、パーツを取り外して専用機械で徹底洗浄するなどの方法もあります。
燃料添加系の場合には、分解清掃と違って徹底洗浄はできないので予防的に定期的な使用がいいですね。
まずは一度、インジェクターの状態をチェックするのもいいかもしれませんね。
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