トラックの屋根の黄緑色のライトの意味は！？

ワイズトラックブログ

2015.11.17

街を走っているトラックの中に、屋根に黄緑色のライトが光っているトラックを見たことがありませんか！？
あのトラックの屋根に付いている黄緑色のライトってどのような意味があるのでしょうか？

答えは速度表示灯です。

【黄緑のランプは速度表示灯】

40km/h以下で1つ点灯
40～60km/hで2つ点灯
60km/h超で3つ点灯大型車両はボディーサイズが大きく、第三者が走行速度を判断するのが難しいため、車速をわかりやすく伝える手段として法律で決まりました。

【速度表示灯の読み方】
あの黄緑色のライトには、光る順番というのが決まっているのです。
そこでどのような順番で光るのかを見てみましょう！

■：消灯
□：点灯

停車時：■■■
40km/h以下：■■□
40～60km/h：□■□
60km/h超：□□□

という順番で光るのです！

【現在は廃止！】
実はこの速度表示灯、1999年に廃止になりました。
廃止となった主な理由は2つあります。
1.大型トラックを輸入した際でも、わざわざ速度表示灯を取り付けなければならないため、
コストかかりすぎてしまう
2.車速灯の意味を知っている人が少なく、当初の目的に対してあまり有効でなかった。

代わりにスピードリミッター導入！

【速度制限装置】
速度表示灯が廃止になってしまった代わりに、大型トラックはスピードリミッターの搭載が
義務付けられました。
このリミッターを搭載したトラックは、90km/hに到達すると、燃料の供給がされなくなると
いうものです。
トラックドライバーの安全を守るため、そして第三者の安全確保の観点から導入されました。どれだけアクセルを踏んでも90kmが限界ですから、時間に余裕を持った運行スケジュールが求められます。みなさんも、安全運行を心がけてくださいね！

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