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トラックドライバー 2024年問題
運送業界で話題の2024年問題というものがあります。
簡単に言えば、運送業界への働き方改革の導入が始まるということです。
一般の職種ではすでに働き方改革が導入されていますが、運送業界ではいきなりの導入は実態にそぐわないということから導入が先延ばしにされてきました。
その先延ばしの期限が2024年3月31日ということです。
では、何が大きく変わるのでしょうか?
ズバリ、残業時間の上限規制と残業代の賃金の割増率です。
〇残業は年間960時間以内にしなければなりません。
月平均で80時間ということになります。
〇残業代の割増しは月60時間までは25%割増しの現行通りですが、60時間を超えると50%の割増賃金になります。
現在の運行管理では、年間拘束時間が3516時間以内、月の上限293時間以内(例外的に最長320時間)となっています。
所定労働時間(残業の発生しない定時の労働時間)を月160時間とした場合、月240時間までしか労働できないことになります。
現状のルールに比べると53時間少なくなってしまいます。
仮に20日勤務とした場合であれば、一日の上限は12時間で完全週休2日制となります。
休憩時間1時間程度を加味すると、基本的な一日の運行管理上の拘束時間の上限13時間の上限に達してしまいます。
長距離運行などをしていると、現状の体制のまま新基準に対応しようとすると厳しい状況下もしれませんね。
まだ、あと1年半あるので社会保険労務士などに相談しながら会社の運行体制を見直される運送会社さんも多いようですね。
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