ワイズトラックブログ
トラック用のチェーンの巻き方注意点
トラックに乗っていると、大雪が降っても運行しなければならない状況になることが
あるかもしれません。
スタッドレスタイヤでは、グリップ力に限界がある場合に威力を発揮するのがトラ
ック用の金属チェーンです。
スタッドレスと違って、金属のチェーンがトラックの重量によって路面に食い込んで
いくので非常に強いグリップ力を発揮します。
そしてここではトラックにチェーンを巻く時の注意点を押えておきたいと思いま
す。
①タイヤチェーンは早めに巻く
動けなくなってから巻こうとすると、後ろに下がりながらチェーンを巻くなど非常
に困難な状況になります。
雪が深くなってきたら、上り坂に差し掛かる前に、平坦なところで早めに巻くよう
にしましょう。
②必ず駆動輪に巻く
後ろ2軸であれば基本的には後ろから2番目のタイヤに巻きます。
低床4軸の場合も同様です。また、前2軸の場合には、後輪に巻きます。
駆動輪に巻かないと、せっかくチェーンを巻いても登坂能力が上がらず、無駄な労力
を使うことになりますのでしっかりと駆動輪を確認してから巻くようにしましょう。
③巻いた後はいつも以上に丁寧な運転をする
タイヤチェーンを巻いたまま、速度を上げて走ったり、急にハンドルをきったりする
とチェーンが遠心力で浮きます。そして最悪の場合、チェーンが切れてダブルタイヤ
の合わせ面に噛みこんだり、足回りに絡んだりするなど2次的な事故を引き起こしま
す。
こうなると、自力での対応は難しく、出張サービスを依頼することになるケースが
多くなります。
早め早めの、チェーン巻と、ゆっくり運転で事故のない雪道運行をしたいですね。
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