ワイズトラックブログ
トレーラーが水につかるとどうなるの?
トラックやトレーラーは乗用車などに比べて、タイヤが大きいため水たまりの走行も問題なさそうに感じますが本当にそうなのでしょうか?
確かに、タイヤも大きく水没しにくいかもしれませんが、重大な問題を引き起こしてしまいます。
車軸が水につかってしまうと、ハブの中のグリスが水と混ざり溶け出してしまいます。
そうなると、ハブの中のベアリングや車軸がグリス切れの状態になり回転による摩擦熱が生じるようになります。
そうすると、車軸やベアリングなどが熱を持ち最終的には真っ赤になり、火災の原因となってしまいます。
これは実際に、ベアリングが破損し車軸が焼けてしまったものです。
高速道路でトレーラーが火災事故を起こすことがありますが、その原因はブレーキの調整不良によるブレーキの引き摺り・そして車軸等足回りのグリス切れなどです。
また、車軸を支えるベアリングが焼き切れてしまった場合、車軸を支えることが出来なくなり、最悪は脱輪などの大問題を引き起こします。
足回りの点検は非常に重要です。
すぐに異常がなくとも、深い水たまりを走行したり異音がするなどの場合には一度点検を受けた方がよいでしょう。
もうすぐ年末ですので、安全運行で年末を迎えたいものですね!
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