ワイズトラックブログ
ドライバーの急病で自動停止のトラック
近年の交通事故のなかに、脳梗塞や心筋梗塞など突然重篤な症状を発症する、発生予測の難しい病気を原因とした重大事故も発生しています。
なんと2016年には約160件も発生しています。
こういった病気を原因とした事故の場合ドライバーの意識がないことから全くコン
トロールされていない状況下で衝突するため事故が重大化しやすくなります。
また、乗用車でなくトラックやバスなど質量の大きい車両での事故の場合その被害
は甚大で本当に恐ろしいものとなります。
このような、危機的状況下において自動で車両を停止させる技術を日野自動車が開
発し、2019年モデルに実装すると発表しました。
実装されるのは「ドライバーモニター」といわれるシステムで、従来のシステムを大
きく改良し、ドライバーの顔認識を通して、ドライバーの運転状態を把握することの
できるシステムです。
なんと、サングラスをしていたりマスクをしていても顔の状態を認識するというこ
とです。本当に技術革新には驚かされます。
そして、車線を逸脱し続けた場合に警告し反応がない場合には、車両を自動で停止
させるという仕組みになっているそうです。
高速道路などでドライバーが発病し車両のコントロールを失ったと認識された時に
安全に車両を停止させるという状況を想定しているそうです。
バスに搭載されるシステムのため、ブレーキも急ブレーキでなく乗客にけがのない
ようにゆっくりと止まるように設定されているそうです。
他にも、サイトアラウンドモニターシステムという死角に存在している車両等をミ
リ波レーダーでいち早くとらえて、ドライバーに警告するなど、目に見えていない危
険までを車両が察知するといった機能も実装されています。
人気記事ランキング
ご希望の中古トラックお探しします!
お探しの中古トラックが見つからない場合は、お気軽にご相談ください。
ワイズトラック独自のネットワーク・ノウハウを駆使し、可能な限りお探しいたします。