ワイズトラックブログ
ホイールの新ISO規格とJIS規格
10tダンプなどの大型車のタイヤの多くは11Rというタイヤを履いています。
この11Rを履かせるホイールには大きく分けて2種類の規格があります。
〇JIS規格
〇新ISO規格
JIS規格のホイールは比較的低年式の車両に採用されています。
特徴的なのはボルトの座面が球状になっており、締めこむことでホイールのセンターが出しやすい形状になっています。
また、ダブルタイヤの組み上げの際には、インナーナットとアウターナットを使ってタイヤを組むという少し複雑な形状になります。
インナーナットは六角のナットではなく、四角のナットになっているため見ればすぐにJIS規格だと判断がつくかと思います。
また、ネジの回転方向にも特性があり、助手席は逆ネジになっています。
これに対して、新ISO規格では一つのナットでダブルタイヤ2本を一緒に締めこんでいきます。
非常にシンプルな構造になっています。そしてネジもすべて正ネジになっており、組付けの際の誤りを防ぎやすい構造になっています。
世界的にみると、95%の車両がISO規格であり、JIS規格はわずかに5%と言われています。
日本のJIS規格がいかにマイナーだったのか分かりますね。
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