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ミッションオイルとクラッチオイルの違い
ミッションオイルとクラッチオイルのはどう違うのでしょうか?
ミッションオイルは、ミッションを保護するためにミッション内に注入されている潤滑油です。
ミッションオイルが、金属製のミッションの摩擦を減らし潤滑な動きを助け、機構を保護をします。
ミッションのオイルの成分はエンジンオイルと同じく、ベースは化学合成油である。
また、高い接地圧力をかけて動かされるミッションの歯車でも油膜切れを起こさないように添加剤を加えることで最適化されている。
一方クラッチオイルはどうでしょうか?
クラッチオイルの役目は、クラッチ操作で発生させた油圧をミッションへと伝える役割をしています。
いわゆる潤滑油としての働きではなく、作動油としての役割になります。
似た働きをしている油脂類としては、ブレーキフルードがあります。
そして、クラッチオイルはオイルと名前がついているものの、主成分はアルコールから生成されるグリコール系の液剤です。
ブレーキフルードも同様の主成分からできています。
このクラッチオイルの交換を怠るとどのような弊害が起きるのでしょうか?
クラッチオイルは水との親和性が高いため、結露した水分などがクラッチオイル内に混入することでオイルが劣化していきます。
クラッチオイルに水などの不純物が混入してくると、クラッチの切れが悪くなったり、経路内で錆を発生させる原因になってしまったりします。
そのため、やはり定期交換が必要な油脂類になります。
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