ワイズトラックブログ
リフトアクスルでリフトするタイヤは?
以前のブログでリフトアクスルを装着し、空車時にトレーラーの軸を地面から浮かすことで様々なメリットがあることを取り上げました。
一応おさらいすると・・・・
〇高速代が安くなる
リフトし、3軸以上のトレーラーが3軸になった場合⇒大型料金で通行できる
〇タイヤの減りが少なくなる
接地タイヤの本数が少なくなるのと、カーブ時のネジれが少なくなるのでタイヤの長寿命化に貢献する
などでした。
このリフトアクスルですが、リフトするタイヤは車両によって異なっています。
例えばトレーラー部分が3軸の場合
①・前後の2輪をリフトする場合
②・前2輪をリフトする場合
③・後ろ2輪をリフトする場合
リフトしない場合とリフトする場合で一番運転感覚が変わりにくいのは①のパターンではないでしょうか。
リフトしていない場合、カーブ時には真ん中の軸を中心にトレーラーが回転していきますので①の場合には回転軸が同じになります。
逆に②.③の場合には回転軸が変わってくるので内輪差が大きくなったり、小回りが利くようになったりという特性があります。
また、通常はリフトアクスルは自動で軸重を判断して車輪を下ろしたり上げたりの判断をしますが、センサーの認識を故意的に誤らせて軸重がオーバーしているにも関わらず車輪を上げて走行する行為は非常に危険で、道路への影響も大きいことから取り締まりの対象になります。
以前はこういった不正通行が多くネクスコも手を焼いていたようですが、ETC2.0とコーポレートカードのペナルティ強化で違反件数は減ってきているようです。
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