ワイズトラックブログ
不正軽油はなぜダメなのか??
皆さんの乗用車が仮にハイオク指定の車だったとしても、その車にレギュラーを入れても罰則はありません。
また、ガソリン車に軽油を誤って入れてしまっても、車が故障することはあれども罰則はありません。
しかし、トラックに灯油を入れたり、重油を入れたり、灯油と重油を混ぜて軽油に似たようなものを作ってトラックの燃料にした場合には罰則があります。
なぜでしょうか?
そもそも不正軽油とは・・・・
本来、軽油は道路上を走る自動車を対象に、税金として軽油引取税が掛けられています。
逆に、重油などは工業用の用途や、大型の船舶を走らせるなど、道路を走行する目的でないものの燃料のため軽油引取税がかかっていません。
その為、こういった燃料をトラック用に転用することで約32円/リットル程度の軽油引取税を脱税することになります。
実はこれが不正軽油の正体です。
ちょっと話は横道にそれますが、海上で使う船のエンジンもディーゼルエンジンが多いですが、そのエンジンに軽油を給油した場合やはり軽油引取税の対象になるのでしょうか?
陸を走ることのない船に関しては、「免税軽油」といわれる引取税の掛かっていない燃料を買うことができます。
この購入にあたっては、事前に申請を行い認められないと購入することができません。
不正軽油とは不正に税金を脱税していことになるので法律上ダメということになりますね。
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