ワイズトラックブログ
仮ナンバーとディーラーナンバーの違い
車検切れや抹消されたトラックなどを自走させる際に必要なのが仮ナンバーやディーラーナンバーです。
この2つは、ナンバーのない車両や車検切れの車両を回送するという目的は一緒ですが、その役割には大きな違いがあります。
まずはそれぞれのナンバーの取得方法を見てみましょう。
〇仮ナンバー
- 出発地の市町村役場に行き、仮ナンバーの申請をします。
- 必要書類の提出をします。
・申請書
・車検証/抹消謄本
・自賠責保険 - 仮ナンバーを受け取り、最短経路で目的地まで回送後速やかに借りた市町村に仮ナンバーを返却します。
一回の申請で1台の車両しか回送することが出来ず、かつ自賠責も一台ごとに発行する必要があります。
〇ディーラーナンバー
ディーラーナンバーの取得には少し高いハードルがあります。
しかし、一度取得すると数年間有効な許可が下りるため多くの車両を取り扱う事業者にとって非常にメリットがあります。
また、自賠責保険も車両ごとに用意する必要がなく、ディーラーナンバーに対して自賠責保険が付保されるため仮ナンバーと違い1輸送ごとに自賠責保険を付保する手間も費用も掛かりません。
そのため、取得には一定のハードルがあるとともに、取得後も適正な管理体制やドライバーに対する安全教育などを徹底する必要があります。
取得の大まかな長流れ
- 整備事業者 製作者 陸送事業者であること
しかも、それぞれに最低取り扱い台数などの最低条件があります。 - 申請書一式の作成提出
- 審査期間 数か月
- ナンバーの貸与許可
- 従業員教育
- 運用開始
このように見ると、仮ナンバーとディーラーナンバー(回送ナンバー)は似ているようでまったく違うものだと分かりますね。
実際にディーラーナンバーの取得を考えている方は、管轄の陸運局に相談してみると、具体的な管轄局ごとの許可条件や審査書類等を教えてもらえると思います。
人気記事ランキング
ご希望の中古トラックお探しします!
お探しの中古トラックが見つからない場合は、お気軽にご相談ください。
ワイズトラック独自のネットワーク・ノウハウを駆使し、可能な限りお探しいたします。