ワイズトラックブログ
日通の変圧器輸送専用トラック シュナーベルトレーラー
日通が、超大型の変圧器を運ぶためだけに開発したトラックが下の写真のトラックです。
本物はなかなか写真に収めることができないため、下はモデルトラックとなります
が、本当に特殊な形状をしています。
なんと、背中合わせに2台のトラクタが一つの貨物を運ぶという形状になっています。
このトレーラーのことを「シュナーベルトレーラー」というそうです。
中央にある、白いものが変圧器で、重量はなんと約150トンだそうです。
そして、トラクタと変圧器の間にあるタイヤのたくさんついた荷役機械をドーリーと
言います。
ドーリー2台が150トンの変圧器の重量を主に支え、トラクタが移動する動力とな
っているという構造の様です。
このドーリー単体でもタイヤの本数が40本、そしてその重量は22トンもあるそう
です。
そして肝心のトラクタの仕様はというと・・・・・
車種 メルセデス 4850
車重 48トン
馬力 500馬力
このトラクタだけでも怪物です。
そして、前方のトラックが前進で引っ張り、後方のトラックがバックで押す形で進ん
でいきます。
また中間のドーリーの40本のタイヤはリモコンで操舵されます。
本当に特殊貨物の輸送ですね。
まとめると
【総重量】
トラクタ
48トン×2台=96トン
ドーリー
22トン×2台=44トン
ドーリーとトラクタをつなぐ梁
13トン×2本=26トン
貨物
150トン
なんと合計で315トン以上になるのだ。
こんな重量級のトラクタが日本でも走っているんですね。
ちなみに、実際の輸送は時速約10キロで警察が先導して道を完全に封鎖した状態で
行われるそうです。
一度生で見てみたいですね。
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