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油圧の原理
トラックには油圧を使用した架装や装備が多く使われています。
油圧はよく聞く言葉ですが、その原理はどのようなものなのでしょうか?
考えてみれば、大きなショベルやクレーンのブームを動かしているのはすべて油圧ポンプです。
なぜ、動かす重量に対して小さな油圧シリンダーがあのような大きな力を発揮できるのでしょうか?
答えは「パスカルの原理」です。
パスカルの原理とは、以下の様な原理です。
「密閉容器内の液体は、その容器の形状に関係なく、ある一点に受けた単位面積当たりの圧力をそのままの圧力で他の液体すべてに伝える」という原理ですが、なんのこっちゃ!?という感じですね。
分かりやすいように、実際の油圧シリンダーに見立てた図で考えてみましょう。
この様に、左側の小さいシリンダーを押すと大きなシリンダーではより大きな力を発揮するということになります。
どれくらい力が大きくなるかというと、シリンダーの蓋=「圧力を掛けている面積」が10倍になれば力も10倍、面積が20倍になれば力も20倍ということになります。
すなわち、左側の力を加える方はなるべく面積を小さく、加えれらる左側はなるべく大きくすると、より大きな力を発生させることができますね。
これが油圧の原理でした。 液体を使用した、テコの原理の様な感じとでも言いましょうか。
言葉で理解するのは少々ややこしいですが、図で見るとわかりやすいですね。
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