ワイズトラックブログ
荷役作業とは?事故事例は?
まず「荷役」という漢字ですがニエキと読むのでしょうか?ニヤクと読むのでしょうか?
辞書を調べると「ニヤク」という読み方が、正しい読み方の様です。
荷役作業とはどのようなことを指すのでしょうか??
もともとの語源は船から貨物を陸に荷揚げすることを指していたようですが、現在では船だけでなく、トラック等による陸上での輸送も含めて、トラックへの荷物の積み降ろしや倉庫への荷降ろし作業等を総称して「荷役作業」と呼んでいるようです。
荷役作業には人力によるものから、機械を使ったものまであります。
それらの機械のことを総称して「荷役機械」などと呼びます。
例えば・・・
・フォークリフト
・クレーン車 などです。
「荷役・運搬機械」と言うと上記の荷役機械の他に運搬のためのダンプトラックや移動式クレーン(ユニック車)なども含まれます。
このような機械を使って重いものを積み下ろししたり移動したりするので、勿論危険が伴います。どのような事故がどこで起こっているのでしょうか?
厚生労働省のデータを調べると以下のような結果になっていました。
■荷台等からの墜落・転落災害の詳細
・シートの掛け外し中 | 20.9% |
・荷台からの意図的な飛び降りによる負傷 | 16.2% |
・荷締め荷解き中 | 10.5% |
・荷の積卸し中 | 8.6% |
・あおりに乗っての作業中 | 5.7% |
・その他 | 38.1% |
■荷役運搬機械関係災害の詳細
・フォークリフト | 70.0% |
・クレーン | 24.4% |
・コンベヤ | 5.6% |
■被災場所の詳細
・荷主先等 | 65.8% |
・自社構内 | 22.5% |
・その他 | 11.7% |
自社の倉庫内等であれば、危険作業を監視管理する仕組みがあったり、作業者自身も慣れた作業場であるということもありますが、客先では時間に余裕がなかったり、作業に慣れていない環境であること、会社の管理の目が行き届かないことなどの理由により、なんと事故の65%は客先で発生しています。
そして、事故の70%はフォークリフトによるものだと言うことです。
客先で荷役機械を使う場合、いつも使っているものとは勝手が違ったり、路面状況が違ったりなど、事故をおこす原因となる要素は、自社構内よりは多くなります。
より慎重な作業が求められます。
「事故は一瞬、後悔は一生」なんで交通安全標語もありましたね。
事故を起こせば、荷主さん・運送会社双方にデメリットがあるのでしっかり連携して事故を起こさないようにしたいものですね。
近年では、厚生労働省でも荷主さんと運送会社さんのガイドラインを作成しています。参考にして見るもの一つの方法ですね。
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