貨客混載ってどういうこと？？

ワイズトラックブログ

2020.04.20

近年ドライバー不足が非常に深刻化したことを受けて、「貨客混載」ができるように法律が変わりました。

この「貨客混載」とはどのようなことを指すのでしょうか？

貨物と人を同時に有償運送するケースを「貨客混載」といいます。

今までは営業ナンバーをとる際に、貨物運送で許可を取るとトラックとして荷物を運ぶことしかできませんでした。

逆に言えば、バスは人を運ぶことしかできない旅客運送の許可しか取れませんでした。また、タクシーも同様に人しか運ぶことができませんでした。

※厳密にいえば、バスは３５０KGまでの荷物は付帯的に運ぶことができました。

すなわち、一台のバスで「旅客運送」と「貨物運送」の２つの許可を同時に取ることはできなかったのです。

それが、２０１７年９月から法律が変わり、過疎地域で地域要請があるなど一定の条件を満たした場合には、過疎地域に限り貨客混載が認められるようになりました。

乗合バスについては、全国において貨物運送の許可を取得すれば３５０KG以上の荷物を運ぶことができるようになっています。

ゆくゆくは、荷台の前部は椅子が設置されたバススペース、後部はトラックというような「バイブリッドトラック」も出てくるかもしれませんね。

後部だけのウィングトラック＝ハーフウィングなんてトラックが出現するかもしれません。

まるで、人間と魚のハイブリッドの人魚の様なトラックです。

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