ワイズトラックブログ
超重量物の輸送 ヘビーデューティーモジュールでの輸送
日本のモノづくり企業の集まる茨城県日立市で大手製造会社の製作する超大型変圧器があります。
一つの変圧器の重さは一体なんとんくらいなのでしょうか?
なんと約440トンにもなります。
日立製作所国分工場の製造する200トンクラスの変圧器の場合には、シュナベルトレーラーという前向きに車両をけん引する車両と、バックしながら後ろから押していく車両の2台を使って輸送する方法も取られていたようです。
数十年前にこの輸送プロジェクトが開始され、これは当時の一大プロジェクトであり、1965年に映画化までされた重量物輸送史上に残るプロジェクトであったわけです。
走行シーン:YOUTUBE
参考:NPO法人科学映像館
このシュナベルトレーラーは日本通運が所有しており、大型変圧器の輸送のために設計されているものです。
そして現在、日立市内の大手工場の作る超大型変圧器は1基がなんと440トンにも及びます。
そのため、日立物流ではゴールドホファ社製のヘビーデューティーモジュールを導入し超重量物の輸送に対応しています。
こういった超重量級の車両が道路を通行するため、日立市内の国道は路盤面の強度設計が高く設計されていたり、通行時に高さ制限で障害となる可能性のある信号や歩道橋などは可動式となっており、大型特殊車両の通行時には容易に移動することができます。
世の中には本当に特殊な輸送というものもあるものですね。
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