ワイズトラックブログ

2015.12.23

雪道テクニック

本日は、これからの時期に気になる雪道テクニックをお伝えいたします。

低速でABSのを作動させて路面状態を確認する

路面が凍っているかもしれないと思われるとき、低速走行時ににブレーキを少し強めに踏んでABSの作動を確認します。ガッガッガッというABSが効いている音がしたときは凍結の可能性が大きいです。
また、発進する際にも十分な安全確認をして、少し強めにアクセルを踏み、どの程度のアクセル操作でスリップするかを確認しましょう。

車間距離を大きくとる

乾いた道を走行するときよりも、速度を落として車間距離を大きくとります。万が一、前方車両が急停車した場合も、止まるまたは避けられるように車間距離を十分にとることが重要です。

無駄な車線変更をしない

氷の轍(わだち)やセンターラインにとどまった雪があるため車線変更には注意が必要です。急な車線変更や、無理な追い越しは避けましょう。轍に乗り上げると、車体はコントロールを失いやすくなくなります。前方車輪のみ轍を乗り越え後輪が乗り越えられない場合、車がスピンする危険性もあります。

スポット別・安全ドライブのコツ

凍結しやすい場所、雪のたまりやすい場所等があります。
いつものように安全運転していても、思いがけずスピンしたりコントロールを失ったりという経験もあるかもしれません。
安全運転の為には、車が滑り始めたらどう体制を戻すのかという操作方法も重要ですが、まずは滑るかもしれない可能性の高い場所を知り、事前に危険予知運転をするというのが基本です。

交差点

車のエンジンによる熱などで、路面の雪や氷が溶けたり凍ったりを繰り返し、交差点はツルツルに磨かれた、アイスバーン状態になっています。
なるべく速度を早め早めに落とし、ゆっくり曲がる、止まるを意識しましょう。特に後輪駆動の車はスピンしやすいので注意が必要です

 

 

 

カーブ

カーブの走行では、車の自重によって外に向かおうとする力(遠心力)が働きます。交差点同様、カーブ手前の直進時にしっかり減速しましょう。一見表面が乾いた雪に見えても、その下にアイスバーンが隠れている、という場合もあるので要注意です。
カーブ走行中は速度を一定に保ち、ゆっくり通過するが基本です。

坂道

下りの坂道がは雪道走行のなかでも怖いシチュエーションの一つです。
ABSは「ブレーキを踏んでからの制動距離を短くする装置」と思いがちですが、「衝突しそうな状況での急ブレーキ時に、タイヤをロックさせず、緊急回避のハンドル操作を行うための予備装置」と理解しておきましょう。完全にタイヤがロックしてしまうとハンドルを切っても車体は曲がっていきませんが、ABS作動中は滑っていてもハンドルが効きやすい状態になります。
また、下り坂やカーブにおいてはSUVの四駆だから安心ということはありません。むしろ車重が重くなる分制動距離は伸び、カーブ時の遠心力は強くなる傾向にあります。確かに登り坂では素晴らしい登坂性能を発揮しますが、過信は禁物です。

商店や駐車場出入口・歩道の横断

除雪の境目や、歩道の段差が凍っている場合があるので、歩行者などに気をつけて、斜めに、途中で止まらず横断した方が良いでしょう。ハンドルを大きく切った状態では抵抗が大きくなり、小さい段差でもスリップしてしまいます。

トラックドライバーの皆さんは雪道を走る機会も多いかと思います。
事故なく、安全に荷物を届けてて頂けますようにスタッフ一同、心より願っています。

ワイズトラックでは皆様の安全運行に寄与できますよう、より良い中古トラック・中古トレーラーを取り揃えて皆様をお待ちしております。

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