ワイズトラックブログ

2019.02.13

雪道走行時の空気圧

先週末は日本を寒波が覆い、関東の平野部でも積雪が見られました。

そんな、雪の日ですが雪道と一言でいっても様々な状態の雪道があります。

①まだ雪が圧雪されていない新雪

②だいぶ踏み固められて締まった圧雪

③一度溶けた雪が再び凍結した凍結路

④ブラックアイスバーン

このように様々な雪の状態がありますが、雪の状態とタイヤの空気圧というのは実は

関係があります。

①まだ雪が圧雪されていない新雪・②だいぶ踏み固められて締まった圧雪のように、

タイヤの溝が雪面に食い込んでグリップ力を発揮することで車両をコントロールする

ような場合には、タイヤが食い込みやすいように空気圧は通常値~高めが適している

といえるようです。

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逆に②だいぶ踏み固められて締まった圧雪・③一度溶けた雪が再び凍結した凍結路・

④ブラックアイスバーンのような場合はどうでしょうか?

この場合には、路面は固く凍っており、タイヤが路面の氷を溝で捕まえて変形させ

ることができないのでタイヤに含まれているコンパウンドなどのタイヤ表面のざらつ

きで摩擦を発生させて車をコントロールする形になります。

そのため、接地面積を増やすように多少空気圧は低い方がより大きなグリップ力を

生むようになります。

上記のように路面の状態により空気圧が少なからず影響するので、適切な空気圧を

維持することが大事ですね。

せっかくよく効くスタッドレスタイヤを履いていても、空気圧が適切でないと十分

にその効果を発揮できませんね。

 

日常点検の重要性を改めて認識します。

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