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飲酒運転の検挙は昼間が多い!?
今のご時世で飲酒運転をするかたはほとんどいなくなりましたが、それでも飲酒による事故は相変わらずあるのです。
飲酒運転の厳罰化のきっかけとなった、2006年に起きた福岡での悲惨な飲酒事故から約13年が経ちます。
海の中道大橋の上で飲酒したドライバーの車両が追突し、3名の子供が車両と共に海に転落して死亡した事故です。
事故のあった2006年当時の飲酒による事故は、全国で約1万1600件の事故が起きていました。
その内訳は、夜飲酒して帰宅中に事故を起こしたような夜間の事故が72%に対して、昼間の飲酒事故は28%となっていた。
現在はどうなっているのでしょうか?
2018年のデータによりますと飲酒による事故は全国で3355件となっています。
確かに事故は大はばに減少しましたが、相変わらず飲酒運転の事故があるのです。
仮に事故率が1%とした場合、未だに飲酒運転をしている件数は推定で34万件となります。
また、交通白書によると平成29年の飲酒運転検挙件数は約2万7000件となっています。
そして、2018年の飲酒事故のうち夜間の事故は60%に対して昼間の事故が40%となっている。
昼に飲酒事故の割合が多い理由は、前日の深酒のアルコールが残っており運転者の飲酒の意識がない状態で運転していた場合や、恒常的に昼から飲酒をしているいわゆるアルコール依存症の方などの数が一定いるそうです。
特に前日のアルコールが残ってしまうというようなケースには注意が必要ですね。
トラックドライバーの皆さんの場合、会社の点呼などで乗務前にアルコールチェックを受けるでしょうが、会社に行く通勤途上も飲酒運転にならないように気を付けないといけませんね。
自宅に簡易アルコールチェッカーを置いておいたり、常務の前日はアルコールを控えるなどの安全対策をとる必要がありますね。
なお、人により異なりますがアルコール消失までの目安時間です。
※体重65KGの人の場合の試算です。
ビール 500ML缶2本 約6時間
ウィスキー 150ML 約8時間
焼酎 300ML 約12時間
アルコールの影響を消し去るには相応の時間が掛かります。
十分に時間的に余裕をもって就寝し、翌日の乗務に備えたいものですね。
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