ワイズトラックブログ

2023.06.25

トラックの将来は燃料電池か電気か?

近年地球温暖化というものを肌で感じるようになっています。

毎年夏になると起こる洪水や生態系の異常などです。

 

今年は、タコが減ったためカニが豊漁だそうです。

一時期カニが高騰していましたが、今年は安価にカニにありつけそうですね。

カニが北海道で豊漁

そして、この地球温暖化の大きな原因の一つが二酸化炭素の大量排出です。

この二酸化炭素の発生を減らさなければならないということで、トラックも脱二酸化炭素の動きがありますが、いまいち電気トラックになるのか燃料電池になるのかハッキリとはしません。

一説によると、大きなトラックほど燃料電池の方が有利になりやすいようです。

バッテリーで駆動させようとすると、重い車両を動かすためのバッテリーの重量自体がかなり重くなってしまうということになり、トラックを動かすための動力源のバッテリー自体が大きな貨物になるという現象が起きてしまいます。

結果、バッテリーを運ぶためのトラックということになってしまい積載重量も満足に取れないというのが現在の技術限界の様です。

それに比べると燃料電池の燃料である水素の製造コストがまだ高止まりしていますが、将来的に製造コストを大幅に下げることが出来れば水素自動車の実用化はかなり現実味があるのではないでしょうか?

 

また、現時点では水素の充填速度が遅く、トラックの走行に必要な水素を充填しようとすると30分程度の補給時間を要する様ですが今後技術革新が進んで行けば実用性も一気に高まりそうです。

 

ちなみに、革新的と言われてたハイブリッドの初代プリウスが1997年に出てから約25年です。発売から10年たった時にはハイブリッドシステムは、広く普及し多くの車種においてラインナップの一つに加えられるようになっていました。

25年たった今は、電気自動車に加え燃料電池のMIRAIまでが発売されているわけです。

10年もたてば時代は大きく変わります。

 

10年後のトラックは自動運転が主流の燃料電池になっているのでしょうか?

早く将来の姿が見てみたいものです。

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