ワイズトラックブログ
高速道路で故障車を牽引することはできる?
今回は高速道路での牽引について紹介します。
【牽引速度とは】
牽引ロープなどで故障車を牽引する際に気を付けなければならないことがあります。
それは制限速度です。制限速度は、条件によって以下のように異なります。
- 制限速度:25km
- 125cc以下の自動二輪車、または原動機付自転車で牽引を行う時,例えば、原付でリアカーを牽引するなどというときですね。
- 制限速度:40km
- 車両の総重量が2,000kg以下の自動車を、その自動車の3倍以上の車両総重量がある自動車で牽引を行う時,例えば2トントラック(総重量4.5t)で車両総重量1tの軽自動車を牽引するときは40㎞が制限速度になります。
- 制限速度:30km
- 上記に当てはまらない条件で牽引を行う時になります。最も多いケースになると思います。乗用車で乗用車を牽引するときなどはこの状況ですね。
道路交通法で高速道路では50㎞以上での走行ができないといけませんから、牽引して走行することは出来ないことになります。
【レッカー車なら?】
レッカーを専門で行うレッカー車なら、故障車を引っ張る事が出来るのかも…と思うかも
しれませんが、実はレッカー車でも牽引することは禁止されています。
但し、特殊な場合など例外規定もあります。
【高速道路で故障してしまったら?】
基本的にはけん引するためのレッカー車ではなく、積載車を使って搬送することになります。様々な状況に対応できるように移動式クレーンのついたものやウィンチ付きのものが多用されています。
【まとめ】
・牽引の制限速度が高速道路の最低速度に達していないため高速道路では
牽引することは出来ない
・故障車はキャリアカーで運ぶ
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