ワイズトラックブログ

2018.02.27

エンジンオイルの見方とトラックのオイル

オイルを交換しようとして、ショップに行った際にどのオイルがいいのか迷った経験のある方は多いのではないでしょうか?

オイルにはいろいろな種類があります。そしていろいろな性質を示す表記があります。その中でも重要な指標となってくる指標が、粘度とAPI規格です。

【エンジンオイルの見方】

オイルの粘度は、SAE(アメリカ自動車技術者協会)の分類により、「10W-30」「0W-20」などと表示されています。

一体これらの表記はどういう意味を持つのでしょうか?

実は前半の数字は、低温での固まりにくさを表しています。その数字が小さいほど固まりにくいということを指しています。

エンジンオイル

0Wは零下35度、5Wは零下30度、10Wは零下25度まで固まらず、使用可能ということを指します。

後半部分の20、30といった後半の数字は、高温時(100℃)における粘度を表します。数字が大きいほど、高温時でもオイルが固さを保っているということを指します。

一般的には、燃費重視の車には柔らかめのオイル(数字の小さいもの)を使い、ターボ車やドイツ系外車などエンジンに高負荷をかけて走行することが想定された車両には硬めのオイルを使うことが多いです。

【トラックのオイル】

一般的には「10W-30」クラスのオイルを使うことが多いようです。
オイルの性能表示はこれだけでなく、様々な基準があり目的やエンジンに合わせて適切なオイルを選び、適切な時期に適切に交換することがエンジンとってもいいメンテナンスになります。

故障を避け、長く乗り続けるためにも専門家の意見を聞いて決めた方がよさそうですね。

三菱 H16 スーパーグレート 3軸低床 平3段クレーン 画像2

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