ワイズトラックブログ
錆びさせたくないところには亜鉛の塊を付ける??
トラックのフレーム等、構造の中心をなすものは主に鉄で作らているものが多いで
すね。
鉄の問題点といえば、さびやすいといったところでしょうか。
かといってステンレス製のフレームでは加工もしにくくコスト的にも高額で・・・
こんな時に役立つのが科学の力です。
実はサビというのは、鉄が酸素と反応し酸化した結果としてサビていきます。
また、サビは酸化しやすいものから始まるという性質があるので、さびさせたくな
い場所に亜鉛性のインゴットを張り付けておきます。
そうすると「亜鉛は鉄よりもさびやすい」ので、亜鉛が犠牲になることで鉄を錆から守る役割をします。
実験としては、鉄の板をそのまま水に一晩漬けた場合と、亜鉛インゴットを張り付
けて水に一晩漬けた場合の錆び発生の差を見ると、視覚的にもわかりやすい結果が出
るかと思われます。
この、鉄よりも亜鉛はさびやすく、サビはより錆びやすいものから錆びていくとい
う性質を利用した塗装があります。
それが、亜鉛メッキです。
亜鉛を鉄の表面に塗装することで鉄を錆から守るというボディーガードのような塗装
なのです。
実は塗装や、金属の使い分けも非常に奥が深そうです。
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