ワイズトラックブログ
トラックのボディの小傷直し
トラックで荷降ろしの際に、ホーム付けしているときに隣のトラックのドアがぶつ
かって、ドアの塗装が剥がれてしまったという経験をした方も多いことかと思いま
す。
大事に乗っているトラックならば、特にキャビンはきれいに保ちたいものです。
そうすると、小さな傷でも気になるときもありますよね。
鈑金までするとなるとなかなかハードルも高いし鈑金屋さんにお願いするにも金額
的にも高いので二の足を踏んでしまう、というのが実情ではないでしょうか。
でも気になる・・・・
そんなときに役立つのがタッチペンです。
カー用品店等に行くと、車種ごとに色をあらかじめ調合して簡単に使えるキットと
して販売しています。
このタッチペンはまるでマジックで色をぬるようにして、簡単に使うことができま
す。
小さなひっかき傷などは、傷に色が入り込みきれいに消すこともできます。
また、スプレータイプのラッカーなどと違い、大掛かりな準備や専門的な知識・技術
がなくても取り扱えるというのが最大のメリットです。
しかし、問題なのがドアパンチなどで塗装がペリッと剥がれてしまっている場合、
上から色を塗っても表面に段差ができてしまい上手に傷を隠すことが難しいです。
その理由としては、市販のタッチペンは取り扱い易さを重視して塗料に硬化剤を多
く使用していません。
硬化剤とは塗料を固める役目をしますが、硬化剤が入っていないので塗料を厚く塗
っていくのが難しいのです。
そこで、今回は市販のタッチペンを使ってペリっと剥がれた塗装を修復していく方法
をご紹介します。
<方法>
※クリア塗装のされていないキャビンへの対処法が前提です。
①毎日、タッチペンで塗装の剥がれた箇所に塗り重ねを行う
②上記の作業を約10日繰り返す。
③周囲の塗装よりも少し盛り上がったのを確認したらそこで第1段階は完了です。
④第2段階では、盛り上がった塗料を、コンパウンドを使って削ります。
削り方は、硬めのウレタンスポンジなどに荒目のコンパウンドをつけて盛り上がっ
た塗装を削ります。
⑤おおよそ削れれてきたら、コンパウンドを中目→仕上げ用と細かい粒子に段々と移
行してきれいに仕上げるように磨いていきます。
周囲と馴染む程度まで磨き上げれば完成です!
磨きには技術が必要な部分もあるので、焦らず少しずつ削るようにすることが上手
に仕上げるコツだそうです。
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