ワイズトラックブログ
トラックへの積載物の固縛(こばく)
固縛(こばく)ということばだとなんだか専門用語っぽくて硬く聞こえてしまいます
が、ロープやワイヤーなどで荷台に固定することを指します。
走行中の揺れを地震に例えると?
(状況1)路面状況の良い状況での発進停止
(震度) 震度2
(状況2)橋の継ぎ目を走行・道路工事中の継ぎ目を走行
(震度) 震度4~7
(状況3)S字カーブ形状の緩い下り坂を時速50キロで下る。
S字は半径100m(R-100)とした場合
(震度) 震度5
固縛する際にのポイント
〇ワイヤーやロープは積み荷の角に当たらないようにする。
90度以下の鋭角の角に直接ワイヤーやロープを当てた場合、破断強度が本来の
50%以下にまで低下してしまいます。
〇固縛する貨物とワイヤーやロープとの張り角は45度以下にする。
広く横に張ってしまうと力が逃げて、固縛する強度が弱まってしまいます。
〇貨物とあおりの間に隙間のある場合には、横滑り防止のために枕木などで隙間を埋
める。
荷物が動いてしまうスペースをなくしていくことが荷崩れを防ぐうえで大事です。
いくら固縛をしてもやはり最後はドライバーの安全運転が一番大事ですね。
急の付く運転を避けて、Gの掛からないふんわりアクセル、ふんわりブレーキですね。
皆様の安全運行を心より祈念しております。
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