ワイズトラックブログ
トラックの床の耐荷重
トラックの最大積載重量は車検証にも明記されていますし、車両の後方にも表示されています。
では、床の耐荷重はどのようになっているのでしょうか?
1平米あたりの床がどれほどの重さに耐えることができるかという設計を耐荷重設計といいます。
一般に記載されていないですが、トラックの荷台床面の耐荷重設計はどれくらいを想定しているのでしょうか?
トラックとはちょっと話がずれますが、海上コンテナなどでは、リフトでコンテナ内に乗り入れして荷役をすることも多いです。
貨物を積載したリフトが荷台に入っていくのでかなりの荷重がかかっていると思われます。
例えば、運ぶ貨物が1.5トン、運ぶリフトが2トンのフォークリフトで自車重量を約3.5トンとした場合、合計の重量は5トンにもなります。
フォークリフトは主に前輪に荷重がかかるため、総重量の70%が前輪にかかったとした場合、前輪には3.5トンもの重量が掛かります。
かなりの重量が掛かっていることがわかりますね。
さて、本題のトラックの荷台の荷重設計ですが、一般的には以下のような基準になっているようです。
〇最大積載7トン以下のトラック
7500N/平米 ⇒荷台1平米に最大約7500KGを乗せても床は抜けない計算です。
〇最大積載7トン超のトラック
10500N/平米 ⇒なんと1平米に約10.5トンも載せられるそうです。
たしかにトラックに載せる荷物の形状は様々なので、かなり頑丈に設計されているのですね。
また、載せる貨物の特性に応じてさらに床面の鉄板を厚くしたりなど、架装を行い補強するなどといったこともあります。
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