ワイズトラックブログ
トラック用語 天バリとは?
トラック業界には様々な専門用語があります。
車両に関わる専門用語から、荷役に関する専門用語まで様々にありますが、今回は「天バリ」という業界用語を調べてみたいと思います。
天バリとは、貨物をリフトで積み込むだけでなく手積みする際に、箱車やウィング車の天井にまで荷物を積み上げて箱をみっちりと埋めるように積んでいくことを天バリといいます。
もっとも、重いものを天バリで天井まで積み上げては過積載になってしまうので、比較的軽い荷物の時にしかできないでしょうが、非常に積み込みは大変そうです。
仮の計算ですが、低床4軸の大型アルミウィングの荷室は長さが960×幅238×高さ266だとすると、約60㎥を積むことができます。
そこに、よく宅配などで使われる100サイズといわれる長さ38センチ×幅27センチ×深さ28センチの段ボールの場合何箱積めるでしょうか?
計算してみると、なんと約2050箱も積める計算になります。
すごい数です。過積載にならないように考えると一箱当たり約6キロくらいの平均重量になります。
また、実際にはサイズの同じ箱ばかりではなく、まるでテトリスのように異なる形状や重量の箱をキレイに積み上げなければならないので、その技術も高くないとできないですね。
体力も技術も必要な天バリでした。
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