ワイズトラックブログ
輸送の中でトラック輸送がどれだけ重要か
深夜などに高速や主要幹線道路を走るとトラックが多いなと思いますが、日本のトラック物流はよく人間の血管に例えられます。
体の隅々まで、ものを届けるのはトラック輸送以外にはありません。
輸送方法には以下のような種類があります。
〇航空
発着地は空港に限られ、家の前には来てくれません。そのうちドローン配送が現実化すれば来てくれるのでしょうか。
スピードはありますが、重いものには向きません。
〇鉄道
発着地は駅に限られ、駅から工場やお店等に運ぶにはトラック輸送が必要です。
トラック輸送との組み合わせで、輸送の効率化を実現しています。
〇船舶
港までしか運べません。陸も走れません。港に隣接した工場等の場合には船から直荷卸しというケースもあります。
大きなもの、重いものを大量に運ぶ場合に適しています。
〇トラック
道路があれば、どこへでも自由に動くことができます。
なんと日本には約7万5千社の事業者があるうち、80%の約6万社がトラック輸送を行う事業者だそうです。
トラック輸送事業者にも種類があり
〇特別積合わせ事業者
ヤマトさんや佐川さんなどの宅配事業者
〇一般貨物運送事業者
一般的な運送事業者
〇特定貨物運送事業者
特定のお客さんの荷物だけを運ぶ運送事業者
〇貨物軽自動車運送事業者
軽貨物車で配送を行う事業者 などがあります。
このうち一般貨物運送事業者が全体の7割=4万8千社を占めています。
すごい数ですね~
【トラックでの輸送量】
トラックでの国内輸送は貨物の輸送のうちどれくらいを占めるのでしょうか?
輸送量を計る際に、トンキロという単位があります。
これはどういうことかというと、運んだ重量(トン)に距離(キロ)を掛け合わせた数字をキロトンといいます。
①船で1万トンの貨物を100KM運んだ場合
1万トン×100KM=100万トンキロ
②トラックで2000tの貨物を1000キロ輸送した場合
2000トン×1000KM=200万トンキロ
このトンキロベースでみた場合
なんとトラック輸送は51%を占めています。当然ながら第1位です。
その量年間2110億トンキロ/年!
船での輸送は長距離が多く、トラックでの輸送は短距離が多い傾向になっています。
トンベースの場合には全体の92%=44億トン/年がトラック輸送です。
トラック輸送がいかに重要かを数字を使って見てみました。
日本ではトラック無しに生きることは到底できませんね。
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