ワイズトラックブログ
フェリーにトレーラーを積み込む
北海道と本州を結ぶ交通手段といえば青函トンネルですが、青函トンネルは電車しか通行することができません。
というわけで、北海道と本州を行き来すようとする車両はフェリーに乗って移動するほか交通手段がありません。
※太平洋フェリーではありません。
フェリーにはどれくらいのトラックを積むことができるのでしょうか?
仙台-苫小牧を運行する太平洋フェリーの「きたかみ」の場合約166台ものトラックを積載可能です。
ちなみに乗用車はというと、146台ということで、トラックの方がたくさん載せられることが分かります。
台数を見ても、乗用車よりもスペースを何倍もとるトラックの方が多く載せられるようになっており、いかに貨物中心の船舶設計なのかがうかがえます。
北海道と本州の物流を支えるのはフェリーということが言えそうですね。
フェリーにトラックを載せる際に、ドライバーも乗船する単車の大型トラックの場合、フェリーの前方または後方から乗り込み前進駐車します。
降りるときには、乗船時の反対側のタラップから下船するためフェリー内で接触事故の可能性のあるバック駐車をする必要がないように計算されています。
一方、ドライバーが乗船しないトレーラーのみの輸送の場合は、トレーラーをけん引したまま前進で進入し、船内で方向転換し、バックで駐車するという高度な運転を要求されます。
確かに、大きな船体ですがトレーラーを中で転回させるには十分とはいえないスペースです。
このトレーラーの積み込みを専門で行っている業者さんもおり、そのバック技術は本当に職人技です。
まさに「鬼バック」です!!
スペースもなく、出船時間も決まっているため時間もない、そんな状況での積み込みはさぞ難しいことと思います。
物流を支えているのは、ドライバーの皆様の安全で高度なテクニックですね。
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