ワイズトラックブログ
年始の大雪とトラック
福井や関越での大雪など、年始からトラックドライバーさんを悩ます気象状況があり、大変な状況だった方もいらっしゃったかと思います。
そこで、万が一雪道での立ち往生に遭遇してしまった場合に気を付けなければいけないことと、ちょっとした事前準備を調べてみました。
【気を付けなければならないこと】
1 排気ガスによる一酸化炭素中毒
一番可能性が高く、何よりも気を付けなければならないことです。
まず、エアコンは内気循環ではなく外気導入にしておくことが重要です。
エンジンを切ってしまっては寒くて凍えてしまうので、燃料の続く限りはエンジンをかけ続けることになるかと思います。
そのため、マフラー周りを大きめに除雪することが大事です。
また、大雪が降り続いている場合には一定時間ことに除雪する必要もあります。
一酸化炭素中毒になっても自分では、気が付くことが困難な場合が多いようです。
2 むやみに車から離れない。
ホワイトアウトの場合には、いったん車を見失うと車内に戻ることも困難になるケースもあります。
以前、北海道でホワイトアウトで脱輪した車両から車外に出て、凍死につながった事故もあります。
車内で緊急通報を行い、落ち着て救助を待ったほうが安全ですね。
【雪道でしておきたいちょっとした準備】
1 毛布や寝袋
トラックドライバーの場合、仮眠などに備えて寝袋や毛布・布団を用意している方も多いので安心かもしれませんね。
氷点下10度の環境でエンジンを切った場合、寝袋や毛布がないと2~3時間で限界になってしまうそうです。
緊急用のアルミシートも有効だそうですが、体から出た蒸気が逃げず衣類について湿気を帯びてくるため、長時間の使用では衣類が凍り低体温症の原因になる場合もあるようです。
やはり寝袋や毛布は用意しておきたいものですね。
2 水とちょとした食料
いつものコンビニでの買い物に一つだけ余計にパンや水などを購入しておくと万が一に備えられます。
ダイエットの的かもしれませんが、背に腹は代えられません。万が一を考えて少し多めの食糧購入もとても有効な準備ですね。
3 ほっかいろ
万が一エンジンを切るような事態になった場合、ホッカイロは非常に有効なツールになります。
貼る場所は、足の裏が一番体全体を温めるうえで、効率的に温められる場所だそうです。
そう考えると最低でも2個は持っておきたいですね。
備えあれば憂いなしです。
1月12日は太平洋側の平野部でも積雪の可能性の予報もあるので、雪に注意ですね。
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