ワイズトラックブログ
ユニックのブームの中身
トラックに架装されたユニックのブームは筒状のブームが伸びて、高いところでの作業を可能にしますが、ユニックのブーム内はどのようになっているのでしょうか?
実は外から見た通りのように、大きな四角い筒の中に一回り小さな筒が入っている形状です。
まさに、警棒や如意棒と同じ形状になっています。
では、どのように伸ばすのかというと、筒の中にテレシリンダといわれる、とても長く伸びる油圧シリンダが入っておりそれが、ブームを内側から持ち上げていく構造になっています。
昔はワイヤーで引くものもあったようですが、メンテナンスが複雑で、メンテナンスしにくいなどの理由から、小型のユニックではテレシリンダ―を使うものが一般的なようです。
しかし、大型のオールテレーンクレーンなどでは、油圧とワイヤーの併用がなされていたり、テレシリンダーの数を減らすために、一つのシリンダーで何本ものブームを伸長させることができるようにロック構造を採用したものなど、特殊なものもたくさんあります。
単純なようですが、このブームの伸縮の仕組みにもいくつもの特許技術が使われているようで、特許を調べると、様々な技術がのっています。
ただ、複雑で説明できません・・・・
複雑そうに見えるものほど、技術革新で構造をシンプルにして、メンテナンスのし易さや強度を確保しているのですね。
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