ワイズトラックブログ

2022.07.19

飛び石 トラックのフロントガラス修理

乗用車に比べて長距離を走るトラックにとって、飛び石による被害の可能性は確率的にかなり高い割合となってしまいます。

 

一言に飛び石といっても、その被害は様々で、例えば小さな傷が付いてあまり気にならない程度のものから、フロントガラスのひび割れにつながるものまで様々です。

飛び石によるフロントガラスの損傷の程度がひどいと車検も通らなくなってしまいます。

 

 

車検が通るか否かについて明確な基準があるのでしょうか?

 

実は、数値化された明確な基準があるわけではなく法律上は以下の様になっています。

 

・運転者の視野を確保できているか

・容易に貫通されない状態であるか

ひずみや可視光線の透過率が適切であるか

 

一つの目安としては、飛び石による損傷の範囲が100円玉以下の大きさなどの大まかな目安はありますが、法律に明記されているわけではないので、車検を通そうとする陸運局の検査員の判断によるところが大きくなります。

そして、飛び石による損傷によって視界にひずみが出てもいけないため、一般的には運転席の正面に傷がないことなどが求められます。

 

損傷個所の拡大を防ぐためにも、まずはリペアキットで簡易的な修理を行いましょう。

それでもダメな場合には、ガラスの交換をするしかない場合もあります。

少々昔のトラックであれば、シンプルにガラスだけの交換だったので韓国製の社外ガラスなどで安価に治すこともできましたが、ハイテク技術の詰め込まれた現在のトラックは、フロントガラス面にもカメラが埋め込まれているものもあり交換費用が高額化する傾向にあります。

高額な修理費の支払いには保険を使うのも一つの手です。

 

トラックなどの事業用車両の場合、自動車保険の車両保険に加入している事業者さんも多いのではないでしょうか。

そのような場合には、車両保険を使うことでフロントガラスの交換も可能なので、損傷の程度を見ながら修理か交換かを検討してみてもいいかもしれないですね。

 

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